スカーフェイス ブライアン・デ・パルマ 監督 アル・パチーノ スティーヴン・バウアー

（1983年製作の映画）
Scarface

上映日：1984年04月28日製作国：アメリカ上映時間：170分
ジャンル：アクションギャング・マフィア

「スカーフェイス」はブライアン・デ・パルマ監督の犯罪映画で、アル・パチーノがトニー・モンタナ役、スティーヴン・バウアーがマニー・リベラ役で出演。

最後まで全ての選択を間違え続けた男
ただ、あの奥さんと子供を殺さなかった点だけは、正しい行いをしたのだと思う

アルパチーノ演じるトニー然りマイケルがどうしようもない奴過ぎて、狂おしいほど好きです。
金を持ち、事の良し悪しの線引きがわからなくってしまう様が、現代のYouTuberのようにも感じました。

長かったけどテンポはよき！展開もわかりやすい。金に溺れてしまう人生は本当に怖い。結局人から金を奪ったり、人を殺したりする人は
他の人から奪われることを恐れて自分が他人を信用できなくなる。

今まで観た中で、一番滅茶苦茶な映画でした。(笑) お金やドラッグで溺れていくのを見て、人間って所詮こんなもんなんだなと考えさせられました。クソ野郎なんだけど、いい男、トニーモンタナ。

カッコよくて、哀れで、でももう本当にどうしようも無くてたまらんかった

兄妹映画じゃん！
ラストは妹がほんとに言ってたのか幻聴なのか…
妹の死を理解できてないトニー、バイロンのカインのカインみを感じて良かった

USヒップホップの歌詞に良く出てくるのでずっと観てみたかった映画。内容はコカイン吸いまくり銃打ちまくりのマフィア映画。移民から裏社会でのしあがっていくトニーモンタナがしぶすぎる。ラストシーンのトニーの死に方も天晴れ。

脚本オリヴァーストーン。監督ブライアンデパルマ。こんなクレジットを見たら期待しかないのですが、この作品は監督のものじゃありません。もうなんたってアルパチーノの為の作品です。危なっかしくて曲がったことが嫌いで、でも愛に溢れた男を演じさせたらアルパチーノが最高です。

ガキと女は殺さねー

アル・パチーノこわぁぁぁ…
本物感が凄い。
身体もそんなにデカくないし特別強面ってわけでもないのに、あの目と滲み出すオーラが半端なく恐い。画面越しで、尚且つ芝居だと分かっていても恐ろしい。

観ているこっちまで縮み上がるシーンがいくつもあった。フランク殺っちゃう前のあの空気感とか…

終盤あの大仕事引き受けた辺りからの展開、のし上がってきた山から一気に転がり落ちる感じも凄まじく、その上でのあのラストの銃撃戦には言い表せない悲哀があった。

でもなんだろう…何故だかグッと来ない。
グッドフェローズの時にも感じたけど、単純にこの手のジャンルが肌に合わないということだけではいまいち腑に落ちないんだよな。

何故肌に合わないと感じるのかを知りたいなー。

グッドフェローズよりは見てられたものの、やはりマフィアもの・ギャングものは肌に合わない……アレルギー的なものさえ感じる。
これでゴッドファーザーもダメだったらこのジャンルは金輪際かな……

ラストの海賊版シュワちゃんみたいなやつ何？