訣別の街 ハロルド・ベッカー 監督 アル・パチーノ ジョン・キューザック

（1996年製作の映画）
CITY HALL

製作国：アメリカ上映時間：112分
ジャンル：サスペンス

上司と部下という関係を越え、固い信頼と友情で結ばれている現職のニューヨーク市長とその若き補佐官。だが、ブルックリンで黒人少年が流れ弾に当たり死亡する事件が起こり、若き補佐官が事件の処理を任されるが…。

少年の葬式の演説のどこまでは面白かった。
俳優の力で最後まで持ってた。
アル・パチーノの演説好きだ〜

N.Y.市長にA・パチーノ、その右腕をJ・キューザックが演じる社会派サスペンス。

アルパチーノの演説がまたすごかった作品❗️

役者良い。でも物足りなく感じちゃうことはある。映画作るのは簡単じゃないんだよなって思う、その度に

アル・パチーノがＮＹ市長の役です。
公開時年齢29歳でつるつる(頭じゃなくて肌です)のジョン・キューザックが市長補佐官です。
どちらも微妙に似合わない気がしました。アル・パチーノはやはりギャングだし(ＮＹ市長も同類？)。ジョン・キューザックはこの役にはつるつる過ぎるし。そもそもこの２人が業務上最も緊密な関係になることが不自然。

これもフルネームで登場人物の名前と素性を覚えないとついていけなくなる映画です。短期記憶が低位安定状態のﾜｲには、一時停止と巻き戻しが強い味方です。

市長、６歳の子どもの葬式でパフォーマンスし過ぎです。いつもの調子でやっちまった感じですね。自分の演説の場じゃないんですから慎みましょう。

一方、補佐官は絶好調です。つるつるの単独で闇を暴きます。今後は市長を見習って大人の世界に溶け込んでいくことでしょう。

アル・パチーノの演技はやっぱり最高なんだけどなぜか盛り上がりに欠ける地味な印象。スミス〜を直近で見ていたこともあり、潔白で熱意を持っていた若き政治家が社会の闇に揉まれて堕ちていく、というのはつらいものだなと…

“その男には、疑惑がある”

NYを舞台に、少年が銃撃の被害者となった事件をキッカケに、カリスマ的市長に仕える若き補佐官が、事件の裏に潜む政治の闇に迫っていく様を描く社会派スリラー。

J・キューザックでもう一本。

市長役A・パチーノのギラギラした目つき、群衆を興奮させる演説シーンは圧巻、

一方で事件の真相を知り、苦悩する補佐官役のJ・キューザックな清廉な感じも印象的でした。

H・ベッカーは”シー・オブ・ラブ”等、個人的に好きなスリラー映画を撮っていた監督でした。