ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド クエンティン・タランティーノ 監督 アル・パチーノ レオナルド・ディカプリオ ブラッド・ピット

（2019年製作の映画）
Once Upon a Time In Hollywood

上映日：2019年08月30日製作国：アメリカイギリス上映時間：159分
ジャンル：ドラマ

あらすじ
リック・ダルトン（レオナルド・ディカプリオ）は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース（ブラッド・ピット）は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート（マーゴット・ロビー）夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。
そして、1969年8月9日－それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、クエンティン・タランティーノ監督の映画で、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーなどのアンサンブル・キャストが出演しています。この映画は1969年のロサンゼルスを舞台に、色あせたテレビ俳優と彼のスタントマンが変化する映画業界とハリウッドをナビゲートする物語をたどります。ハリウッドの黄金時代のノスタルジックな描写と、1960 年代のカウンターカルチャーへのオマージュで知られています。

長いけど主演の2人の画力のおかげで飽きない〜！最後の畳み掛けがさすが

ディカプリオは情けなくて余裕ない役が素敵
キメキメの画で印象付けようという意図は感じないものの、流れとして映像として会話としてのさりげない面白さと格好良さがずっと続いてるのが監督の映画という感じ

豪華キャストに期待しすぎもあり、
ストーリー展開は
結局何の話？？？
となってしまった。
実際の事件の事など何も知らずに鑑賞すると
こういう感想になるらしい。

シャロンテート事件を題材としてその時代の映画界や人物を背景にフィクションの人物とストーリーをうまく落とし込んだ作品で、この実際に起きた事件やこの時代の映画界について知っているとより楽しめる構成にはなっていた。主人公2人の人物像とストーリーはすごい作り込みがされていてこの時代の映画の良さが際立つものにもなっていた。そこまでこの作品の監督は好みでないが、2時間半以上の尺は気にならないほど見入ってしまった。物語後半は容赦がなさすぎて作品のジャンルが変わるほど味の濃いものになっていた。

結論、面白かった。
最後もっと暴れてほしかった感は否めないけど、全体的に良かった。
悲しい史実を、フィクションで過激にぶっ壊してエンタメに昇華するタランティーノ監督👏

音楽とコメディのセンスがピカイチでやっぱり僕はタランティーノ監督大好きだなああああ

ブラピがひたすらにかっこいい
犬との相性抜群

面白いのは最後のシーンぐらい何が伝えたいのってかんじ
きっとブラピはレオが読んだ小説みたいな人生になっちゃうんだろうね

序盤にあるレオが駐車員の前で泣いちゃう所すごい面白かったし好きサングラス🕶かけろって渡すブラピはもっと好き

最後2人でヒッピー成敗する時すごかった

ブラピの助手席にのりたいです

でも最後まで見れる面白さはあります
あと画がすごい好き

タランティーノが凄惨な事件を、映画の中で凄惨に成敗するおとぎ話

恥ずかしながらシャロンテート事件を知らなかったので、ちゃんと事件のことを調べてから視聴したし、絶対調べてから観た方がいい

やっぱりディカプリオはウルフオブウォール・ストリートとかジャンゴみたいにFワード連発してる下品な役の方が似合うし、ブラピも暴力振るってるのが一番しっくりくる

史実と違うラストに驚かされた。でもタランティーノらしい滑稽なほど過剰な暴力を見ていると、彼があの事件にどれほど心を痛めて怒りを持っていたかが伝わってきた気がした。
ハリウッドでの生活に終わりが近付いている主役二人の描き方にも優しさを感じた。生き馬の目を抜くような熾烈なハリウッドの世界を知りながら、タランティーノはそんな世界で藻搔きながら生きている人々を愛してやまないんだろうなと見終わって思った。

実話を元に描かれている作品のようで、なんの事かさっぱりわからなかった。
実際の事件とは関係のない架空の人物が絡んだ故に、その事件が起こらなかった、めでたしめでたし、っていうのは理解した。

シャロン・テート殺人事件