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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
この記事は、おススメを紹介しています。
読み進めると【感想・ネタバレ】【キャスト・登場人物】【あらすじ・相関図】【原作・脚本】などがありますのでご注意くださいませ
狼たちの午後 シドニー・ルメット 監督 アル・パチーノ ジョン・カザール
(1975年製作の映画)
Dog Day Afternoon
上映日:1976年03月06日製作国:アメリカ上映時間:125分
ジャンル:クライム伝記
1975年のアメリカの犯罪ドラマ映画で、シドニー・ルメットが監督し、アル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニングが出演しています。 この映画は現実の出来事に基づいており、男性の恋人の性別適合手術の費用を支払うために銀行強盗を試みるソニー(パチーノ)という男と、警察との対立中に繰り広げられる出来事を追っています。 この映画は好評を博し、アカデミー賞で 6 部門にノミネートされ、パチーノは主演男優賞にノミネートされました。
役者陣のお芝居だけで見応えある。
久しぶりに見返した
アルパチーノが美しい。孤独、コンプレックス、周囲の人間のミーハーで軽薄な愛情。
実話を基にした映画です。
少しマヌケなコメディっぽい空気感もありつつですが、基本的にはシリアスな内容です。
アルパチーノの演技は他とは違う新鮮さがありました。
アルパチーノ好きなら必見です。
人質の女性に嫌味を言われたりとなかなか情け無い雰囲気のアルパチーノは見てて面白かったかも
最初コメディかな?と思ったけど最後はひたすら切ない。アメリカンニューシネマとジャンルを知ると、結末が死しかないから、知らずに観れたらよかったな。
アルパチーノの演技凄まじいのにこれでも主演男優賞獲れないのか、、
シドニー・ルメット×アル・パチーノ。セルピコに続く社会派ドラマ。
真夏の午後に起きた銀行強盗。社会に抵抗する犯罪者は大衆を煽動し非常に危険。同時にいたずらに神格化されていく犯罪者。
窮鼠猫を噛むの言葉通り、弱い者が捨て身で見せる最後の抵抗は格差の激しい現代社会の観衆に強烈に刺さる。
いいアル・パチーノ…..
銀行強盗の目的は「恋人の性別適合手術費のため」(実話)で、犯行は失敗したけどこの映画の収入で恋人に手術費をプレゼントできたらしい(Wikipedia情報)超アメリカなエピソード。
1972年にブルックリンで発生したチェース・マンハッタン銀行強盗事件を題材に、立て篭もり事件を起こしたアル・パチーノとジョン・カザールが、人質の女性たちや刑事たちと交流しながら、何とか逃亡を企てる。
2人とも自暴自棄なベトナム帰還兵であり、パチーノはゲイ、目的もゲイの恋人の性適合手術費用を得るためという当時としてはスキャンダラスな事件だった。前年のアッティカ刑務所暴動事件での当局の弾圧を糾弾し、パチーノが野次馬から喝采を浴びるという描写も盛り込まれる。
ルメットとパチーノの2作目のタッグであるが、飄々としつつ激昂を繰り返すパチーノはややステレオタイプだし、カザールもあまり活躍の機会がなく、銀行のシーンだけでかなり引っ張っているのは飽きがくる。当時の社会背景を織り込んだクライム作品だが、コメディとも取れる牧歌的な側面もあり、まとまりに欠けるところがある。
強盗犯が一部市民に英雄視されたり普通しないもんな、と思うとアメリカの混沌とした時代背景が見える。
ソニー演じるアルパチーノ、冒頭から人の良さが見え隠れ。切羽詰まってても人の話に耳を傾けちゃうんだよね、決して悪い人じゃない。
こんなはずじゃなかった、の連続で思わぬ方向に進んでいく姿が息苦しい。
サル役のジョンカザール、ゴッドファーザーではパチーノのお兄ちゃんだったよね、この作品で2人を見られて嬉しかった。
やっぱり人間的に憎めないいい役やるね。
銀行員の女子達のキャッキャしてるのが滑稽で犯人と人質の間に芽生える妙な友情にホッとするものがあった。
とにかくアルパチーノが凄過ぎる。
というか全員すごい。馬鹿みたいなことしか書けないけど、とにかく緊張感も絶望感も高揚感も全部伝わってくる。
個人的には女性の妻と実母のシーンはかなりイラッとしたのでそこも役者の凄さといえる。
狼たちの午後
|1975年|アメリカ
再生(124分)