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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
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読み進めると【感想・ネタバレ】【キャスト・登場人物】【あらすじ・相関図】【原作・脚本】などがありますのでご注意くださいませ
ジュリアス・シーザー ジョセフ・L・マンキウィッツ 監督 ルイス・カルハーン マーロン・ブランド ジョン・ギールグッド
(1953年製作の映画)
JULIUS CAESAR
製作国:アメリカ上映時間:120分
カエサル暗殺後、ローマ市民に対してアントニウスが演説する有名なシーンがある。この作品において、ブルータスは共和国への思いにより周囲から利用され、破滅への道を歩んでいく人である。このイメージは他の作品にも引き継がれているような気がする。
マーロン・ブランドの目の彫りの深さ彫刻のようでむちゃくちゃカッコいいアントニー
臆病者は何度でも死ぬが
勇者の死はただ1度しかない
というシーザーの言葉がなんとも響きます
天と地が穏やかでない
運命の3月15日
有名なシーザーの言葉のシーンも
現実のようで引き込まれました
シーザーの殺し方が雑だしユルくてちょっと笑ってしまった。
その後のブルータスとアントニーの演説はどちらもとても良かったんだけど、それを聞いて簡単に扇動される民衆には頭を抱える。いつの時代も変わらん…
負けを予告するように、シーザーの「亡霊」が現れるのはとてもそれっぽい。
フィリッパの戦いに負けてブルータスは自害(従者の手を借りてるけど1人でできたでしょ…)。
アントニーがその高潔さを称えて葬儀を〜、って言って終わりなのは、「そこで終わり?!」となった。
ブルータスのお話だからいいのか?
この後の政治への不安が残る終わり方だなあと。
ブルータスのお話に感情が入り切っていない証拠
マーロン・ブロンドの独壇場シーンがクライマックス。あのスピーチには本当に圧倒されます。
グリア・ガースン、デボラ・カーの使い方が贅沢すぎ。大事な役どころながら、ほんの少ししか出てきません。でも、ドロドロした話の中で光を放つように綺麗でした。
ブルータスを主役にしてシーザーを暗殺するのがちょうど半分くらい、あとは追われたブルータスらと追うアントニーの戦いになってくる。
確かに終始悩んでいるブルータスよりカリスマ性あふれる演説で中盤持っていくアントニーの方が美味しい役かもしれない。
この時期につくられた他の大味な歴史大作に比べるとやはりマンキウィッツは端正な映画をつくるなという感じではあるが、みんな知ってる話を語るだけで新鮮味がなく、題材に興味がないと退屈な作品だとは思う。
カエサルについて事前予習をしたので、カエサル暗殺までは集中力を切らさずに行けたが、予習範囲がカエサルの死までだったので、そこからは集中力が途切れちゃいました。そもそもポンペイウスが死んだ時点でカエサルの伝記物語としてはかなり面白みを無くす。そもそもカエサルの話じゃないから仕方ないか…
カエサルの死からのアントニーの演説までは良かったが、その後のシーンはもうちょいコンパクトにして欲しかった。
「ブルータス、お前もか!」
古代ローマ。ブルータスは、ジュリアス・シーザーの王のごとき圧政を見かねて、仲間と暗殺するも、シーザーの腹心であるアントニーについては無実を理由に生かす。アントニーは邪心から反乱を起こし、ブルータスは仲間と共に討ち取られる。
アントニーがマーロンブランドとは全く気付かず。
ゼフィレッリの「ロミジュリ」でも感じた、舞台劇のような台詞のくどさは、
シェイクスピア原作ならでは、か。
このタイトルでブルータスが主役、というのも参考になりそうです。
ジュリアス・シーザー
|1953年|アメリカ
再生(121分)