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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
この記事は、おススメを紹介しています。
読み進めると【感想・ネタバレ】【キャスト・登場人物】【あらすじ・相関図】【原作・脚本】などがありますのでご注意くださいませ
欲望という名の電車 エリア・カザン 監督 ヴィヴィアン・リー マーロン・ブランド
(1951年製作の映画)
A STREETCAR NAMED DESIRE
上映日:1952年05月22日製作国:アメリカ上映時間:122分
ジャンル:ドラマ
アレックス・ノースのジャズ音楽を聞きたかったけど、それ以上にヴィヴィアン・リーだと気づかない程の精神を病んだ名演技に魅了された。
“死の反対は欲望”
ジェシカ・ラングとダイアン・レインとアレック・ボルドウィンのリメイク観てから観ました。
どちらも素晴らしい。
『カッコーの巣の上で』を観て、ロボトミーで思い出した。高校の課題で読んで映画も観た。今観ると、ブランシェは映画や小説に出てくる典型的な”哀しき狂女”のステレオタイプじゃん、と思う。
いいね!
妹の旦那さんも悪いけどなんかみんな可哀想だった。
彼と結ばれてくれたら全て良しだったのに。
この時代の白黒映画で
こうも狂った人を描くとまさに鬼気迫る
演技自体がすでに全力だけど
スカーレットオハラとはまた違った熱演
ただ物語として
タイトル通りではあるんだけど
我欲のぶつかり合いであり
観てて暖かさはみじんもなく
いやそういう映画なんだけど
「私は欲望という止まらない電車に乗ってしまった」と出てくる。
その未亡人ブランチは妹を訪ねてニューオーリンズにやって来た。
このブランチは金持ちの家だったのだが、妹が結婚したのは貧しい職工。
病的なまでに不安定でもあるブランチはこの状況に取り乱し、妹の夫スタンリーはブランチが癪に障る。
エリア・カザンは残酷なまでに欲望に取りつかれた人間を映し出す。
ヴィヴィアン・リーは過剰なまでに壊れていく女性を演じていれば、これが映画出演2作目というのも驚くマーロン・ブランドの粗野な存在感。
欲望に負けた哀れな姿は無残なまでに悲しく映る。
欲望という感情がダダ漏れで観ていて苦しくなる。
ロマンチストには繊細さがつきものなのか?愛があればなんだっていいなんて世間知らずの娘の戯言なのかもしれない。
心を揺さぶられる。今にも消えそうな女性。
観ている間何度も心の中で“助けて”と叫んでしまった。欲望を演じた役者さんたちのように。
どの役の気持ちもなんとなしか解ってしまうから辛い。
この映画を通じて何を伝えたかったのか?
その時代の世の中に訴えかけるような作品。色々な違いを認め合えたならこんな結末にはならなかったであろう。
なんともかなしいはなしだったなぁ。
ブランチの衣装すごく綺麗だった。
70年も経った作品だけど、共感できることは多かった。ミスブランチをこき下ろすレビューを見て心が痛んだ。私は彼女を責められないな。
原作未読なのでそのうち読みたい。
相反する演技法の、ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドがともに星5
イギリスの舞台演技のヴィヴィアン・リーと、アメリカ、アクターズスタジオでメソッド演技のマーロン・ブランド、必須課題の手法比べるために、やっと鑑賞。
うえええヴィヴィアン・リー、こんな上手かったっけ?!と猛反省。
狂気の女性、ブランチ役やれるヒトは、女優魂の塊みたいなヒトじゃないとムリだな。
杉浦春子さん、大竹しのぶさんがやるわけだ。
監督エリア・カザンで同じだけど、これはやっぱ、元の戯曲が見ねば。
この映画に関してはカット割りや撮影うんぬんより演技の教科書。
コレは猛毒映画!!
リピすると自身の行動や心が乱れるから観ちゃダメです。
ペラペラペラペラ自分語りをする
年齢と行動がもう合っていない元お姫様の顔面に
ションベンぶっかけたいと思いませんか?
今までもこれからも絶対かけないんですけど背徳的痛快に
それ以上のことをしてくれる作品。
激昂のミッチが主役ブランチに裸電球近づけて正体を暴くところが最高潮!!
ミッチの顔に「BBAかよ。」って書いてあるように見えました。
欲望という名の電車
|1951年|アメリカ
再生(125分)