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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
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読み進めると【感想・ネタバレ】【キャスト・登場人物】【あらすじ・相関図】【原作・脚本】などがありますのでご注意くださいませ
逃亡地帯 アーサー・ペン監督 マーロン・ブランド ジェーン・フォンダ ロバート・レッドフォード
(1966年製作の映画)
THE CHASE
製作国:アメリカ上映時間:134分
ジャンル:アクション
マーロンブランドがニヒルを気取りながらも色んな人に気を遣い、影で努力していくのを田舎の集団ヒステリーが台無しにしていく話
めちゃくちゃ面白い、大傑作
アル・パチーノやダスティン・ホフマンならともかく、マーロン・ブランドのような不遜かつ屈強な男が集団暴力に屈したときの無力感は計り知れない。
狂った民衆に追われる脱走犯・レッドフォードを庇う女を演じるのはジェーン・フォンダ。
通底するテーマを持つ『牛泥棒』『十二人の怒れる男』における父親の姿を思うと、狙ったのかどうか知らんが良キャスティング。
この時期のアンジー・ディキンソンは、男の暴力劇に巻き込まれる女をよく演じてるが、後年とのギャップもあってそれがまた良い。
マーロン・ブランド、ロバート・レッドフォード、ジェーン・フォンダの名前に惹かれて観たが、ニヒリズムの類いに時間を充てさせられるのはつらい。
ババーが逃げた!メキシコへ?逃げるレッドフォード、追うブランド。主人公は町人たちに、権力者バルに魂を売ったと思われている保安官カルダー。『俺たちに明日はない』アーサー・ペン監督作品にマーロン・ブランド、ロバート・レッドフォード、ジェーン・フォンダ、ロバート・デュヴァル共演作。有ること無いこと注目を集め真偽はどうでもよくイカれた魔女狩りへと加熱していく町と、追われる美男美女ブロンドカップルは悲恋/悲劇的な恋の結末を辿るのか?親子、乱痴気騒ぎなどの虚しさ、世間体や身分差。”The Chase”というシンプルな原題も、「逃亡地帯」という当時らしい邦題もよく合っていて痺れるメロドラマ。そしてアメリカン・ニューシネマ的エンディング…救いはない。本作の脱獄逃走シーンは個人的に大大大好きなレッドフォード引退作『さらば愛しきアウトロー』でも見ることができる。
1960年代は黒人差別が色濃く残る時代。
たった一人の黒人が脱獄者の居場所を知っていただけに、町のごろつきは狙いを定めて暴力を厭わない。
田舎町というのと、恐怖というのは他社の介入を良しとしない。
それが行動に出ると悲劇は起きる。
マーロン・ブランドやロバート・レッドフォードなど、かなり豪華なキャストが出ているが、皆しっかりと存在感あるのは流石。
ホームパーティーの乱痴気騒ぎから中心の見えなくなった暴動まで、駄目なオトナ達のあまりのクズっぷりが段々クセになってくる。
あとボコボコにリンチされるマーロン・ブランドが見られる。
アーサーペン×マーロンブランド×ロバートレッドフォード
時代を感じさせる展開がステキ
似たようなシナリオは今までも観てきたしそんなに長い映画でもないのだが、酷く疲れた。登場人物のろくでもなさやパーティーの馬鹿騒ぎ加減がリアル寄りで嫌になる。ラストは救いがあってほしかった。
ボンヤリ画面を観ていたらブランド&ドュバル…
ドンとトムのゴッドファーザーコンビじゃないですか。
殺しのドレスのアンジーディキンソン
そして既に貫禄があるジェーンフォンダ
そんな中、レッドフォードは相変わらず
感情を表に出さないんで悲劇的オチも
『あらら』って感じ…
ミスキャストかな
逃亡地帯
|1966年|アメリカ
再生(133分)