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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
この記事は、おススメを紹介しています。
読み進めると【感想・ネタバレ】【キャスト・登場人物】【あらすじ・相関図】【原作・脚本】などがありますのでご注意くださいませ
恐怖女子高校 不良悶絶グループ 志村正浩 監督 池玲子 叶優子
(1973年製作の映画)
製作国:日本上映時間:87分
池玲子はやっぱり良い。マシンガンぶっ放すラストが最高。番長決めるのが投票制なの面白い。
スケバンを投票で決めるの、めちゃくちゃ民主政
私設銀座警察との二本立てだったんだけど、かなり敗戦した日本の身体って感じで笑えたけど悲しい
いいっすねえ。この時代の映画はとことん体制を反発して、庶民の味方してる。今はどうも砂糖をまぶしすぎて好かんけど。
池玲子a.k.aはやぶさお鷹 恐竜会
大量のセーラー服と角材乱闘
「性裁」笑かし
紅ばら会はみんなお嬢やからスケでも髪にリボンつけてて可愛い。笑
パパはノンノン ママはパンパン
3作目、主演が杉本美樹から池玲子に。
今回の敵はまさかの米軍。生徒に黒人がいたり何かと国際化するズべ公社会。
監督代わったせいか前2作の勢いが無い気がするのが残念だが、最後の「性裁」とマシンガン皆殺しで大爆笑。
これがセーラー服と機関銃の原作?(笑)
オールドボーイよりも随分前に「性裁」が描かれていたなんて知りませんでしたヨ
池玲子の女番長、三原葉子 アバズレへの堕ちっぷり、剣道総防具着でのリンチ、大泉滉が出てるのに由利徹が出ていない!と大好きなピンキーバイオレンス、気になるところはまだまだあれどお話はとてもしっかりしていてレイプシーンやJK相手に撃ちまくるのはショッキングでしたがベッドシーンのミュージックがホームドラマのような穏やかさでしたし、抜きたての血をそのまま輸血するラブ…乙女の顔のぞかせるはやぶさ鷹子も見れました
池玲子が魅力的。学園、スケバンもので割とふざけた話かと思いきや、米軍基地問題や貧困による格差等真面目なエッセンスも。
終盤の”性裁”はなかなか非道(あの親父が極悪なんだけども)。『オールドボーイ』を思い出したよ。
ラストのマシンガン掃射は『セーラー服と機関銃』を連想。
米軍基地のある町。私立女子高校聖愛学園。
お嬢様ばかりの一流クラス(多額の寄付金を学園に納めている)三年A組には学園を牛耳る「紅薔薇会」がある。
番長の西園寺美也が北海道へ転校することとなり、副番の野中鷹子が選挙により番長となる。
ある夜。鷹子の父(市議)総太郎は、速水絹江(紅薔薇会副番)の父、勇策(PTA会長)の秘書尾形雪子(妊娠)を乗せたまま、飲酒運転による自動車事故を起こし、死んでしまう(何者かによる陰謀)。
事故の多額の賠償金を背負わされ大貧乏となった母と鷹子は、学校への寄付金2ヶ月間滞納により、ハーフや貧乏人ばかりの落ちこぼれスクラップクラスD組へとクラス替えさせられてしまい、紅薔薇会追放。
絹枝が紅薔薇会のトップとなる。
鷹子はD組のメリケンリンダ(トップ)、テレサ、吹子らのお礼参りも兼ねた洗礼を受ける。
速水勇策は、アメリカ人のシェパードと組み、ベトナムに出兵するアメリカ兵を運び屋とし「マリファナ」を密輸していた。
その秘密を知った野中総太郎と尾形雪子は消されたようだ。
そしてシェパードは目をつけていた未亡人野中母を秘書として雇い、自分の女にする。
母は「それ」で毎月大金を貰えるしとwin-winの関係となる。
ある日。自宅で交尾の最中を鷹子に見られちゃう。ガーン。鷹子はアパートメントを飛び出し町へ。
偶然D組の連中と鉢合わせになり絡まれる。が、リンダとタイマン勝負に勝利した鷹子は根性を買われ、「仲間」として受け入れられる。
鷹子は自分の今の家庭環境を恨んだが、D組の連中はその複雑な家庭環境を笑い飛ばし、たくましく生きていた。
それを目の当たりにした鷹子は「学園、紅薔薇会のインチキさ」に気がつく。
そしてD組に「恐竜会」を結成。番長となり「ハヤブサお鷹」を襲名。紅薔薇会に仁義を切る。
ある日、電車で恐竜会ジュンコが紅薔薇会に襲われた事件が発端となり、報復合戦。
絹江が運転するジープに追われ、鷹子は轢かれる。
気を失っている所を大型ダンプ運転手尾形二郎に助けられる。
二郎は死んだ雪子の弟だった。運命の出会い。
雪子は口封じの為に何者かに殺されたことを調べていた。鷹子は二郎の部屋へ転がり込む。
一方、絹枝はD組の解体を勇策に要求するも世間体からもそれは不可能だと釘を刺され、今度はシェパードに紅薔薇会メンバーを色仕掛けで誘惑させ、シェパード護衛(元ネイビー)2人を使い、リンダをレイプさせる。
リンダはボロボロのまま街中を彷徨い、ついにBARで2人を見つけ報復。
1人を包丁でぶっ殺すも、もう1人に銃で射殺されてしまう。
この事件を鷹子たちは学校側に抗議をするも、正当防衛。レイプの証拠無し。と勇策とシェパードにぬじ伏せられる。
そして後日。学園創立27周年記念式典に勇策とシェパードが出席する中、恐竜会メンバーは式典をめちゃくちゃにし全員停学処分。
何やらスッキリ清々しい気分で飲み屋で踊る恐竜会メンバー。そこで鷹子はべろべろになりアメリカ人とイチャつくケバケバの母を見つける。母は店を飛び出し、止める鷹子の話も聞かず夜の街に消えて行く。
鷹子を探しやって来た二郎。
マリファナキメてる鷹子を張り手二郎。
鷹子は雪子を妊娠させたのは勇策、そして「マリファナ」の秘密を知った総太郎と雪子は勇策とシェパードに殺されたという事実を聞かされる(雪子ノート調べ)。
二郎は敵を撃つためマシンガンを隠し持っていた。
2人で敵討ちを!と鷹子。そして2人はファッキン。
恐竜会メンバーはリンダをレイプした男を剣道スタイルで拷問し、絹江の名を聞き出す。
BARの奥で取引を終え、店に顔を出すと演歌歌手として街に帰って来た紅薔薇会元番長の西園寺美也が歌っていた。
勇策は美也を気に入り、アレコレと面倒みるし、メシでも食いながらゆっくり話をしよう。と下心全開。
二郎は1人、速水の倉庫で証拠を探り、ドラッグを発見!が、勇策らに見つかってしまいシェパードに撃たれる。
そこへたまたま美也が通りかかり一命を取り留めた。
紅薔薇会の元に「喧嘩状」を届けた恐竜会ジュンコ。逆に人質にされてしまう。
鷹子にTELが入り、命と引き換えに「メンバー血判付き恐竜会解散状」渡せと絹江。
その鷹子の元へ美也が現れる。
そして二郎が重症で血が足りないと聞き、鷹子は病院で血を抜きまくる。
事情を聞いた美也は紅薔薇会の元へ行きジュンコを預かる。そして元番長として恐竜会とのタイマンの見届け人となる。
二郎が目を覚ます。が、鷹子は行かなきゃならない場所がある。直ぐに戻る「待ってて」と言い病室を後にする。
血を抜きまくっちまったからフラフラになりながら廃工場へ向かう。
恐竜会と紅薔薇会のタイマン勝負が始まる。
何とか間に合った鷹子。絹江と勝負。紅薔薇会ボロ負け。
美也は勇策をホテルへ誘う。
そしてお願いする。恥ずかしいからアイマスクしたままで。と。
勇策はシャワーを浴び、ベッドの美也を愛撫。
何か嫌な予感がした勇策は明かりをつけアイマスクを外すとそれは「絹江」だった。ベッドには「性裁」の文字。
部屋に警官や記者がなだれ込んでくる。速水勇策は近親相姦のスキャンダル。
鷹子は病院に戻ったが、二郎は緊急手術中。
そのまま二郎は死んでしまった。
雨が降る中、鷹子は二郎の大型トラックを運転し(嘘やろ)、速水の倉庫へ。
そして「形見のマシンガン」をぶっぱなす!
シェパード一味全滅!
逃亡しようとしシェパードもぶち殺す!
ドラッグ入りトラック(ややこしいな)も大炎上!
それでも鷹子はマシンガンをぶっぱなし続ける。
なお話。
マシンガンをぶっぱなした所で「チャラ」になるわけない「心の悲鳴」。雨は「涙」。
この手のシリーズ。もはや池玲子さんの啖呵が聞きたくて半分くらい見てるようなもの。
最初に引退してしまった元番長がいきなり中盤で歌手として登場にはびっくり。
池玲子さんのビックリまなことドスの効いた声、カッコいい〜
「パパはノンノン、ママはパンパン」米軍基地周辺が舞台ということで女生徒たちも不幸な出自を背負っており、なかなかシリアスな展開。今回池玲子グループの2番手メリケン・リンダとして大役を張る叶優子の末路は特に悲惨だし、二枚看板の片一方である杉本美樹が降りたこともあってか池の恋愛も解禁され、それが雨が降る中無言のまま機関銃をぶっ放すクールでやりきれないラストに繋がっていく。あそこで大見得を切ったりしないのがむしろいい。叶が死んだあと、集会での校歌斉唱に3-D一同が猥歌で対抗する場面も印象的。『日本春歌考』イズムか。そういえば今作の音楽は荒木一郎だった。バーのホステス松井康子が「てめえたちがそんないじけた考え持ってるからベトナムでも負けんだよ!ざまあみろ」と米兵相手に喝破したり、剣道着きた女子高生が米兵をリンチしたり、反米を織り込んだシーンは痛快。衣麻遼子の武器が赤い傘なのイケてる。端役だが芹明香も酔っぱらい演技を見せていた。
恐怖女子高校 不良悶絶グループ
|1973年
再生(86分)