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この記事は、おススメを紹介していますが、読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませm(__)m
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読み進めると【ネタバレ】がありますのでご注意くださいませ
デ・ニーロの魅力的な演技が
すごく印象的で夢中で観てしまった。
男らしく友情に厚い
好きな女にはとことん一途
映像と音楽がとにかく美しい。デニーロの顔芸。
マックスはやはり可哀想な人だった。心の病で亡くなった父親のようにはなりたくないという恐怖が彼の心を病ませていた。
ヌードルスに対して恋愛感情?があったのかなと今までは思ってたけど、今回の視聴で違う考えになりました。
マックスは仲間ができてすごくすごく嬉しかったのだと思います。ヌードルスと友達になれたのが特別嬉しかった。ただ、それだけ。(異常なほど執着してるのは確かですが笑)
幼少期の儚い思い出、死んでいった仲間たち、豪華絢爛な禁酒法時代、離れていった最愛の人。
そのどれもすべてが美しく、愛おしい。
2度と戻らない美しい日々が克明に描かれているとともにエンリオモリコーネのメロディが素晴らしかった。
当時は40歳のロバート・デ・ニーロが25歳から62歳までのヌードルスを演じきります。
正直、キャスト全員素晴らしすぎました。👏
サウンドトラックは、切ないです。特に、コックアイの笛。でも、ヌードルスの切なくも輝いていた思い出にぴったり。
特に仕事部屋でヌードルスがコーヒーをかき混ぜ続けるシーンは、これこそレオーネの映画という感じでかなり好きなシーンでした。
アメリカ、禁酒法時代、貧しい少年たちがギャングにのし上がっていくストーリー
5人の少年たちが機転を効かせて稼ぎ、ボロボロの服から綺麗な身なりに一瞬で変わって楽しそうに笑い歩くシーンは覚えてた。流れるモリコーネの美しい調べ。
クリームいっぱいのケーキを思わず頬張ったり、コーヒーのスプーンをいつまでも回したり、大きな意味はないように思えても映画の登場人物がその時その時を生きていたことを感じさせる。激しい暴力や台詞も溢れてはいるけれど、言葉を発することなく黙々と一つのことに徹する人々の姿に純な生命が生きていた。
悪ガキ集団がそのまま大人になったといえばそう。ホモソーシャルといえば身も蓋もないけど、でも紛れもなくそうなのだと思う。
女の子とセックスがしたくて買ったケーキを食べてしまった描写。とても微笑ましかった。天秤にかけるものはケーキから何に変わってしまったんだろう。
老いたヌードルス、デニーロの回想、様々な時代が交差する構成でそこはするん、と入ってくるのだが、冒頭のシーンがどう繋がっているのか、初見で私の理解力では絶対わかってなかったろうな、と思った次第。
歳をとったからこそ、マックスの心境に思いを馳せる。生きていくのは大変。
1920年台のアメリカの雰囲気を十二分に味わせる素晴らしいセット。やっぱり映画って素晴らしいものですね。
大好きな映画です。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
|1984年|アメリカ…
再生(229分)